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お肌の仕組み

お肌の仕組みを知ることが、美肌づくりの第一歩です。:お肌には顔の表面をガードしてくれる大切な役割があります。健康な美肌づくりを、その仕組みを知ることから始めましょう。

外界からのあらゆる刺激にさらされているお肌。

屋外での紫外線をはじめ、大気の汚染、室内でのエアコンなどによる乾燥など、
私たちのお肌は常にさまざまな刺激にさらされています。洗顔はもちろん、適切にケアすることで、素肌の抵抗力を高め、
水分を保持し、細菌や雑菌、化学物質などから守り、肌本来のみずみずしいツヤと輝きが生まれます。

角質細胞が水分を充分に保持し、外界からのアレルゲンや刺激物質の侵入を防御されている状態。潤いのあるキメの整ったキレイな肌といえます。

皮膚の表面にひび割れができ、水分が抜け出してしまう状態。その結果、乾燥肌や敏感肌になったりします。カサついて白い粉をふいたように見えることもあります。

乾燥や外界からの刺激物質などから守ってくれるのが角質層です。

厚さ0.02mmという薄さながら、私たちの身体を乾燥やアレルゲン、刺激物質等から防御してくれる大切な部分です。
皮膚表面のひび割れはお肌の赤信号だといえます。

3つの成分でバリア機能を果たしている角質層

◎皮脂膜

皮脂腺から分泌された皮脂と表皮から作られた表皮性皮脂、汗腺から分泌された汗が混じり合ったものが皮脂膜です。
皮膚表面を覆うことにより水分の蒸発を防いでくれています。この皮脂膜は洗顔などにより洗い流されてしまうため、
スキンケア商品(基礎化粧品)で補う必要があるのです。

◎角質間細胞脂質(セラミド)

層状に重なる角質細胞の隙間を埋め、つなぎ合わせる働きがあります。主成分のセラミドは、それ自体にも水分保持の働きがあり、
天然保湿因子(NMF)を抱え込むことで水分を保持。外界からの刺激物質の侵入を防ぐ働きもあり、バリア効果の要といえます。

◎天然保湿因子(NMF)

アミノ酸類、尿素、クエン産塩が主成分の天然保湿因子(NMF)は、水分との吸着性が強く、水分をしっかり保持。
角質間細胞質とともに水分を挟み込み、みずみずしいお肌を保ちます。

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